こんにちは、柊ままです。
朝から雨で、お庭の野菜たちは喜んでいまがしたが、柊ちゃんはお散歩には行けず・・
今日は、朝から定期的に通院している小児皮膚科にいってきました。
柊ちゃんがアトピー性皮膚炎の診断を受けてから約一年。
ついに完治となり、定期通院が終了しました!
今回はアトピー性皮膚炎について。
2020年5月、アトピー性皮膚炎の診断を受ける
生後2週間頃から顔や体に湿疹ができはじめました。
ニューボーンフォトは顔中湿疹で赤くなっていました。
その後いったん落ち着くも、また肌荒れを繰り返し・・
4~5カ月に経っても湿疹はひかず、全身に広がり、かゆみを伴っていたので去年5月に病院を受診しました。
病院の先生にはかなりひどい症状だと言われました。
去年の5月というと、ちょうど第一回目の緊急事態宣言下。
とにかく不要不急の外出は避けるようにしており、病院に行き渋っていたことが、柊ちゃんの症状を悪化させてしまいました。
今写真を見て振り返ると、痛々しくて涙がでそう・・
本当にかわいそうなことをしてしまったな・・
そのころの写真を見返すたび、猛省です。
この頃、皮膚の炎症が原因で胃腸の炎症まで引き起こしてしまっており、常に下痢だった柊ちゃん。
栄養が十分に吸収できず、体重も平均より下振れしてしまっていました。
ステロイド治療を開始
病院の先生からステロイド治療について説明を受けました。
「ステロイド」になんとなく悪い印象を持っていたわたし。
理由はありません。
ステロイドは危ないと誰かから聞いたことがあったような、なかったような。
そんな悪いイメージの薬をこんな小さなわが子に使うのは・・・
と一瞬頭をかすめましたが、それよりわが子の皮膚を治すことが最優先!!
このまま栄養も吸収できなくて、痒くて、痛々しいままにしておく方が辛い!
幸い夫が長年ステロイド治療を行っており理解があったこと。
また、何より先生がしっかりと状況と治療について説明してくださって、とても信用できる方だったこともあり、しっかりと治療を進めることができました。
プロアクティブ療法を1年間
最初は1日2回体中にべったり塗布。
すると数日でみちがえる程炎症が治まりました。
痒みも落ち着き、炎症ではれぼったくなっていた顔もすっきりし、柊ちゃんの表情も明るくなったことが嬉しかったのを今でも覚えています。
ステロイドを恐れる人が多いのは、この目に見える程の強い効果もあるのかもしれませんね。少し怖くなるほども効き目。
始めのころは、3日ごと、慣れてからも2週間~1ヵ月に一度は通院し、先生が肌を診察した上で次のステロイドの塗り方(種類・量・タイミング)を指導くださっていました。
ステロイドの塗布が、1日2回だったのが、1日1回になり、2日に1回になり、1週間に1回になり・・(徐々に減らしていく過程をプロアクティブ療法という)
だんだん間隔をあけていきます。
しかし、間隔をあけると必ずぶり返します。
また炎症を治して、間隔を少しずつ長くして、またぶり返して、また治して・・・
1年間地道に繰り返してきました。
何度も繰り返すので果たしてステロイド辞められる日がくるのかな?と少し心配になったこともありましたが、定期的に先生に診てもらっていたので、気持ちがぶれることなく続けることができました。
不安な気持ちも払拭してもらえましたし、何より塗ってないのバレるからちゃんと塗らなきゃ!って頑張れました。笑
(こんなにきれいになったよ!)
ついに完治!!
1年間以上通院しましたから、柊ちゃんも皮膚科は慣れたもんです。
最近はひとりで体重計に乗ることもできるようになりました。(ちなみに今日はついに11キロに到達!)
いつもの通り絵本を読んで、いつもの通りバスの模型を観察し、いつもの通り診察室へ。
いつもの通り、肌を診察してもらう。
「お~調子いいね~」と先生に言われ、母は内心ほっとする(注意されることなくて良かった)
いつもの通り何点か質問して、教えてもらって、診察室を出る。
いつもの通りお会計して、次回の予約を取ろうとすると、受付の方から「定期通院はもうしなくていいと伺っています」と言われる。
え!!皮膚科卒業!完治!
たしかに「もう大丈夫そうだね~」と先生言ってたけど!
そんなあっさりと!笑
「お薬は多めに出しておくから、何かあったら来てね」ってそういうことだったのか。
もう少しちゃんとお礼言いたかったな。笑
ステロイド治療に不安を抱いている方へ
ステロイド治療には賛否両論あります。
わたしもステロイドについてネットでたくさん検索しました。
(怖いことがたくさん書いてあった・・)
わたしの個人的な意見としては、信頼できる医師の指導の下、息子のステロイド治療をすすめて良かったです。
大切なのは「信頼できる医師の指導の下」という点。
皮膚科の中には、ステロイド1本処方して終わり!という先生もいると思います。(近所の皮膚科はそうでした)
少しの肌荒れならそれで十分かと思いますが、柊ちゃんのような遺伝的に肌が弱いタイプは今回のような根気強い治療が必要です。
わたしのような適当な性格(なのに心配性)には、さぼらないように見張ってくれて、かつ寄り添って励ましてくれる先生がいてくださったことがとても大きかったです。
そりゃあ、薬なんて使わずに生活できるのが一番です。
でも、柊ちゃんの一年前のあの肌の炎症はステロイド無しでは治らなかったと思います。
時間はかかったけど、プロアクティブ療法を続けた結果、今ではステロイド無しでもきれいな肌を保てるまでになりました。
親子二人三脚、パパも頑張ったから三人四脚?、完走できてよかったです。
そして何よりの教訓は、病院は行き渋らない、早めに受診!です。